<日本市場>
日経平均は反発。
10時半頃に米国債務法案が下院可決したこと上昇するも材料出尽くしで利確売りが出た模様。
前日比マイナスになる場面もあったが、為替が円安へ進み、少し買戻しされたが回復せず。
しかし、後場にまた買われて上昇し前日比+260円13銭で引けた。
「前日までに月末・月初特有の機関投資家のリバランス」
そういうのもあるのね。
東証大引け 反発 値がさの主力株に押し目買い
半導体関連では新光電気工業<6967>が後場になり大きく値を上げた。
新光電工が一時S高で年初来高値を更新、富士通売却でKKRやベインが応札関心と伝わる
<米国市場>
ダウは続落。
債務法案は概ね予定通りになりそうだが、先週末の上昇で織り込んでおり上値が重い。
そんな中、JOLTS求人件数が予想を上回り、利上げ材料となったが、FRB関係者の6月利上げ据え置き示唆で金利は下がり、ドルが売られている。
米求人件数、4月は1010万件と3カ月ぶり高水準-全予想を上回る
ジェファーソンFRB理事、6月利上げ停止示唆-終了は意味せず
6月FOMCは利上げ見合わせを-フィラデルフィア連銀総裁
債務法案は下院を賛成314、反対117の賛成多数で可決した。
2025年1月1日まで債務上限停止、2年間の連邦歳出に上限を設定。
上院は6月2日夜に採決される。
米債務上限法案を下院が可決、上院送付へ-デフォルト回避目指す
次回FOMCまでに重要指標の発表がいくつかあるので、それまで市場は振り回されるだろう。
[イベント]
JOLTS求人件数は予想を大きく上回った。
発表済(赤色が発表分) 結果 予想 前月
5/29 米国市場休場(メモリアルデー)
5/30 5月消費者信頼感指数 102.3 99.0 103.7←101.3
5/31 債務上限法案採決(下院)
5/31 4月JOLTS求人件数 1010.3万人 937.5万人 959.0万人
6/01 ベージュブック(米地区連銀経済報告)
【市況】米連銀経済報告 雇用の伸び減速 物価上昇は多くの地区でペースが落ちた
6/01 5月ADP雇用統計(21:15) 16.5万人 29.6万人
6/01 5月ISM製造業景況指数(23:00) 47.0 47.1
6/02 5月雇用統計(21:30) 19.0万人 25.3万人
6/02 5月失業率(21:30) 3.5% 3.4%
6/02 債務上限法案採決(上院)
<市況>