【注意】記事はブログ管理人の主観になります。
概要
仕事・プライベート関わらず自分の未来を思い描くことはあっても、それに至るまでの具体的な道しるべまでは考えていない。
それを解決してくれるのが「1行思考」
現状(問題)を整理し、未来を言葉にし、目標を達成するための目的を具体化し簡潔にまとめる。
全ての行動を「自分の成長のため」と置き換えることで、モチベーションをあげて行動力をひきだし、自分を成長させる。
1行の思考が身につくことで、
・モヤモヤしていた悩みがパッと解決する
・全然終わらなかった仕事があっという間に終わる
・他人に何を言われても自身をもって行動できるようになる
なと、大きな変化を時間出来るようになる。
繰り返し取り組むことで、あらゆる状況で目的を明確にすることができ、物事をポジティブにとらえることが出来るようになる。
次のステップでは、「全体1行思考」というものに変わる。
これは過去を振り返り、自身の強みを見出して未来を想像し、それにつながるような行動指針を考えるというもの。
これを行うことでさらなる成長が期待できる。
しかし、良いことだけでなく悪い面もある。何が問題なのか、それも事例を踏まえ紹介している。
感想
本の特徴として、小説仕立てになっている。
平凡な会社員がとあることがきっかけで会社が雇ったコピーライターから「1行思考」について学びつつ成長を遂げるといったストーリー。
「1行思考」そのものは一般的に知られているものを組み合わせている。
・なぜなぜ分析
・アウトプット
・ブレインストーミング など。
まとめると、
「現状と期待する結果をどう結び付けるか、頭で考えるのではなく書き出して断定した1行(30文字以内)にまとめる。それは完璧じゃなくても恰好良くなくてもいい、マクロ視点でみること。」
仕事・プライベートのパターンでそれぞれ紹介されているので、自分に置き換えてみる際にイメージしやすいと思う。
短時間でサクッと読めるし、自分の将来を聞かれて即回答出来ないなら一読してみると良い。
難しい説明は無いので、学生や新社会人にはぜひ読んでほしい。