読書2 読書する人だけがたどり着ける場所 [ 齋藤 孝 ]

実用書

【注意】記事はブログ管理人の主観になります。
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概要

インターネットで簡単に情報が得られるようになり、本を読む人が減っている。
本を読まなくても要約サイトなどで読んだ ”つもり” になっている。

テレビやYouTubeなどは受動的に情報を入れるが、本は能動的に情報を入れる。
本を読みながら思考を巡らせることで、情報の点と点がつながり知識の幅が広がる。
著名な作品は語彙力・表現力を高め、今の自分を見つめなおし、人生をより良いものへ導いてくれる。
そのためには、作者・ジャンル問わず色々な本に触れることが必要。
様々な本を読むことで、広く深い人生の手助けとなる。

『本を読む』
本を読むことは自体は難しいことではない。
内容も自分で好きなように選べる。
お金がかかると思うなら古本で安く買うこともできるし、図書館なら無料で読める。
隙間時間に少しずつ出来る読書をしない手はない。

感想

読書をあまりしない人へ向けたメッセージと著者オススメの本が書かれている。
「人生において読書をするしないでは人生に大きな差が生まれるよ」と言ってる。

管理人は子供の頃から漫画メインだったので、せめて高校生の頃にこの本と出合えていたら違った人生を歩んでいたかもしれないと思う。
著者は漫画を読むこともオススメしている。ただし、ジャンルの一つとしてであり、あらゆる分野の本に触れることが必要であると。
本は知識の集約であり、認識力を磨くもの。なにより教養がつくことで、深みのある人間になれて人生が面白くなる。そんな読書は簡単なのに人生を楽しくしてくれるとてもいいものであると本の端々から伝えてくれている。

読書の習慣がある人にとっては、「そうですね」という感じになることが多いかもしれないが、人に読書をオススメする時にはちょうど良い。

管理者もまともに読書をするようになったのはここ数年なので、この本で紹介されている本のうちいくつかは読んでみたいと思った。

~ 紹介された本で気になったもの ~
『方法序説』 ルネ・デカルト/著 山田弘明/訳
『君主論』 ニッコロ・マキアヴェッリ/著 佐々木毅/訳
『日本思想全史』 清水正之/著
『中原中也詩集』 中原中也/著 大岡昇平/編
『マクベス』 シェイクスピア/著 福田恆存/訳
『論語と算盤』 渋沢栄一/著 
『旧約聖書を知っていますか』 阿刀田高/著

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